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昭和天皇の「戦後責任」=「沖縄メッセージ」1947年9月19日

その「沖縄メッセージ」は現在、
沖縄県公文書館がインターネットで
公開している。
寺崎英成がシーボルトに伝えた
天皇のメッセージの要点は、
(1)昭和天皇はアメリカが沖縄とその他の琉球諸島の占領を継続することを望んでいる。
(2)昭和天皇の意見によれば、そのような占領はアメリカを利すると共に、日本に保護を与えることになるだろう。
(3)現在日本の国民はソ連が攻めてくることだけでなく、アメリカの占領が終わったあとに左翼と右翼の衝突が起き、その騒動に乗じてソ連が内政干渉をしてくることを恐れている。
したがって、アメリカが沖縄の占領を続けることは広範囲の日本国民に受け入れられるであろう。
(4)さらに、昭和天皇は、主権は日本が維持してるというフィクションの元に、25年から50年またはそれ以上の年月、米軍の占領を続けてもらいたいと望んでいる。
(5)昭和天皇によれば、この方法の占領であれば、日本国民はアメリカが恒久的に琉球諸島を自分のものにしようという意図がないこと、さらに他国、特にソ連と中国が同じような権利を要求することを禁じると確信するだろう。
(6)寺崎氏は次のように考えている。この軍事基地獲得の権利は、アメリカと日本との二国間の条約とするべきで、連合国軍と日本との平和条約の一部とはしない。
寺崎氏は、後者の方法では、命令された平和という感じがあまりに強く、将来日本国民の好意的な理解を損なう危険がある、と言う。

(マンガ)日本人と天皇 290P から引用

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by kenagena38 | 2019-04-26 16:50
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