星野再審学習会

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棄却決定批判と異議審の方針
講師:岩井信主任弁護人
DVDの文字おこし

渋谷事件の冤罪性
有罪を支える証拠がすべて供述証拠

確定判決は
星野さんを犯人とする物証はない

「供述調書は信用できるか」
これが再審の争点

裁判所は
物証がなければ再審を
認めたがらない傾向にある

名張毒ぶどう酒事件
1審ー無罪
2審ー死刑

最高裁ー死刑
現在ー再審手続き中

多くの場合
「証拠開示」がポイント

第2次再審請求の経緯
主文「本件再審請求を棄却する」
理由「弁護人が新証拠として提出した上記各証拠は
いずれも新規性、明白性を欠くものであり
刑訴法435条6号所定の
再審事由があるとは認められない」

最高裁「白鳥決定」(1975年)
再審においても
"疑わしいときは被告人の利益に"
という刑事裁判の鉄則が適用される
無辜の不処罰(再審制度の核心)

「白鳥決定」にもかかわらず
最高裁は
犯人とされた村上国治氏の
再審請求を棄却した

死刑確定後
再審無罪となった事件
免田事件(死刑→無罪)
財田川事件(死刑→無罪)
島田事件(死刑→無罪)
松山事件(死刑→無罪)
いずれも1980年代

足利事件:無期懲役
→再審・無罪判決(2010年)
布川事件:無期懲役
→再審・無罪判決(2011年)

星野文昭さんの棄却決定批判
「これにより 確定判決のおかしさがさらに明らかになった」

判決を維持しようとすればするほど
矛盾が明らかになる

第2次再審請求は
第1次請求の上に
成り立っている

東京高裁
「Kさんの犯人識別供述の一部に誤りがある」
と認めざるをえなかった

第1次再審請求で提出した
「警察官捜査総括報告書」
星野さんの服の色は
「薄青色」
星野さんの服の色は
「キツネ色」(Kさんの供述調書)

「判例時報」にも掲載された

三者協議の課題=証拠開示

現場写真の開示を要求

星野さんの目撃証人調書の開示

最高裁は
自らの決定で触れていたため
検察官に
証拠写真の開示を促した

目撃証言の供述調書の開示

異議審

今回の決定の特徴

はじめに結論ありき

心理学鑑定についての評価

証拠構造論

日本大学・厳島教授による鑑定
弁護側の主張
Kさんの検察官調書は
内容が詳細に過ぎ
正しい記憶を反映したものではなく
警察の誘導によるものである

東京高裁
捜査官による誘導も
それが不当なものでない限り
有効な記憶喚起の方法と
なると考えられるところ
このような誘導を行った上での
Kの検察官調書と
誘導を一切行わないことを条件とした
上記実験結果とでは
記憶喚起の程度に 相応の差異が生ずるのは
むしろ自然である

K供述についての高裁の判断
・「きつね色の背広上下の男」の言動をKさんは見ている
・Kは 星野さんと行動を共にしているから間違えるはずはない
・星野さんは「殺せ殺せ」という
特徴のあるしわがれ声で殴っていた

耳撃証言は誤りが多い

「国民生活白書」の指摘 (内閣府)
(オレオレ詐欺について)
心理学の知見によれば
電話の声だけでは
誤って判断してしまう

証拠開示を要求する
第1次再審請求 証拠開示なし
第2次再審請求 部分的に開示
開示されてない証拠もある
それを開示させていくことが
次の大きな目標
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by kenagena38 | 2013-01-03 14:24 | Comments(0)
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