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請願書 2011・11・8

請願書
徳島刑務所長 松本忠良 殿
星野さんを取り戻そう! 全国再審連絡会議
連絡先 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議
東京都港区新橋2-8-16石田ビル4階
電話03-3591-8224

私たちは、1971年11月14日の渋谷闘争に関する殺人等被告事件により無期懲役刑に処せられて徳島刑務所において受刑中で、東京高等裁判所に再審を請求している星野文昭さんの支援運動にたずさわる者です。

私たちは、請願法第3条に基づいて以下の請願を行います。
同法第5条により、この請願が誠実に処理されることを求めます。
同法第6条により、私たちがこの請願を行ったことにより、星野文昭さんがいかなる差別待遇も受けないことを求めます。

請願の趣旨
星野文昭さんを始めとする受刑者に対する、重箱の隅をつつくような処遇をただちに改めてください。
受刑者を人間として扱ってください。
星野文昭さんをただちに3類に復帰させてください。

請願の理由
星野文昭さんは、部屋を掃除する時に机に登ったとか、工場で話しかけそうな人に「許可をもらったの」と聞いたとかいうことを口実に、本年4月、4類に降格させられました。当然にも、この10月に3類に復帰するはずのところを、4類に留め置かれました。
このため、面会回数が減る上、様々な不利益をこうむると聞いています。
その理由を聞いて、私たちは唖然としました。
「顔を洗った後、洗面器を所定の位置に置かなかった」、「新聞を読みながら塗り薬を塗った」とかいうことです。こんなことがどうして「処分」の理由になるのでしょうか。まったく理解できません。

刑務所とは、一体どういう所ですか。ごく日常的なことを、ここまで目を光らせて抑圧するのですか。私たちは、同じようなことが、他の受刑者にも必ず起きていると考えます。これでは、2007年のような暴動が起きるはずです。 現在の徳島刑務所は、ナチス・ドイツのゲットー以上のひどさだと思います。まるで、旧帝国陸軍の「内務班」のようです。

受刑者は血の通った人間です。
受刑者全員を人間として扱ってください。
このような、受刑者を人間扱いしない処遇を、ただちに改めてください。
星野文昭さんを、ただちに3類に戻してください。

徳島刑務所長は、文書をもって星野文昭さんと受刑者全員に謝罪し、このようなことを二度としないと誓ってください。
そのことを、記者会見を開いて社会に公表してください。

以上
by kenagena38 | 2011-11-10 22:03
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